2008年06月25日

469)皇后美智子さまが、私の2メートル横に座られました!

書いていいのかな?書いていいのかな?
きっといいと思います。

だってこんな体験はもう二度とないかもしれません。みんなに話さなければ!

先日、6月21日土曜日に日仏会館でJBBY(日本児童書籍評議会)主催の国際講演会が開催され、フランスよりジュヌヴィエーヴ・パットさんが講師としていらっしゃいました。

講演会のテーマは、「子どもに本を届けるということ−発展途上国の図書館活動を中心に−」と非常に興味深い。

恵まれない、途上国の現場に図書館や本の普及活動を続ける。
この活動を否定はしませんが、一方で図書館という箱作りから入らなければならない、供給できる本に限界がある(冊数だけでなく、いろんな意味で、、)。かなり大がかりなプロジェクトなのに、利用者も限られる。
お金の使い道としては、非効率と最近は、図書館作りよりも、パソコンを配布してネット環境を整え貧困層に教育の機会を与えるというNGOも現れ始めました。

私も知識を得るためのツール、ということであれば、パソコンのほうが効率的だと思います。

でもでもでも。。。。
ネット絵本と活字絵本、どっちがいいのでしょうか?共存はあるのでしょうか?

今の私の大きな課題でもあるのです。(マイティブックの今後の商業戦略にも関わっています。)

個人的な趣味からいえば、ネット絵本はありえない。
子どもの本は紙で、重さがあり、匂いがあり、音がありと、人間の五感を使うことに意味があると思うのですが、どうも世の中の流れは、子どもの本もサイトのコンテンツにしたほうが、有効という方向に向いているようです。

図書館の絵本もパソコンの中からダウンロードして貸出?

といったことを整理するためにも、ミュンヘン国際児童図書館やニューヨーク公共図書館で働き、フランス児童図書センター所長を務め、今も世界中とびまわり、アフリカ諸国で開発途上国の図書館作りを支援している、パットさんのお話はぜひ聞きたかったのです。

で、当日会場に参りました。

すると、美智子皇后様もこのセミナーに参加されたんですよ!!!
簡易イス50席くらいの、こじんまりした会場です。
私との距離約2メートル。
そして凛としたお姿に、子どもの本や未来を真剣に考えているのだなあと感じました。ありがとうございます。励みになりました。

セミナーも、ピンとした空気になって私語を始める人もなく「非常に話がよく」聴けました。

パットさんの話は、やはりひと世代前、、、いやいやこれが原点だ。と
頭の中はクルクル、、、。

最後の質問タイムには、即効!手を上げて図書館とネット図書館についての所見を聞きました。

回答に世代間の相違は感じましたが、パットさんが最後におっしゃった、
「子どもにとっての図書館は仲間作り&コミュニケーションの場である」という言葉は何かヒントがあるような気がして強く共感しました。

図書館は製品(本)を並べるショールームではないんですよね。
本も製品ではないのです。

で、今回も得るものが多い講演&美智子様で、満足だったのですが、、

後悔が一つ。
質問のとき、会社名を言えばよかったなあ〜。
そうすれば、美智子様に「マイティブック」の存在を知ってもらうことができたのに。

でも、最後にご退室後車に乗り込んで出発されるとき、ついギャラリーと一緒に「美智子さま〜」と叫んだら、こちらを向かれ目が合いました。(多分)
私の声が分かった!と勝手に良いほうへ、、妄想しています。  

Posted by 株式会社マイティブック    松井紀美子 at 09:06Comments(1)マイティブックについて

2008年06月14日

468)代官山ヒルサイトテラスで安野光雅さんに会う

もともと海人間なので、山登りやハイキングにはノレナイのですが、代官山や青山、、渋谷、、都会の山谷は買い物奉行マツイ、結構好きです。

さて、その好みの山のひとつにある「代官山ヒルサイドテラス」で今日安野光雅さんと末盛千枝子さんのトークセミナーがありました。
末盛さんは松井の憧れの女性と、マイティブックのホームページにも公開していますが、安野さんも私のジーザスクライストスーパースターです。

「人生に大事なことはすべて絵本から教わった」。
セミナーのシリーズタイトルだけで中身と人生がぎゅーっと詰まったトークであることは、分かっていただけるかと思います。

そして、今回は安野さんを迎えて「絵のない絵本と即興詩人 アンデルセンの国デンマーク」

ふむ、ふむ、ふむ、、、。



しかし、表題のアンデルセンの魅力やデンマークには全く触れない進行状況、、、。

森鴎外の「即興詩人」&安野さんのふるさと津和野で盛り上がります。

でも、いいんです。何を話されても。

お二人のお話は重圧感が違います。
目の前のトークこそ「即興」。

そして、最後に安野さんのサインも執筆本にいただき、おまけに写真まで一緒に撮ってもらいました。(宝物!!!!)

サインをもらった本は、私が小学生の高学年のとき母が6歳年下の弟のために借りてきた本「あいうえおの本」。

絵本は赤ちゃん臭いと、当時は見向きもしなかったのですが、この本には不思議な仕掛けがたくさんある本で、絵本というよりアート、、?

これは絵本とは違うジャンルの本と、感覚的に写真集や美術本のようにとらえていたことを懐かしく思い出し、会場で購入してしまいました。

この頃は、理屈ではなく直観でこの絵本は面白い!この絵本ははすごい!を感じていましたよね。(50刷りっていうのもすごいですね!カバーが、昔はもっとツルツルだった気がしたけど、気のせい?)

安野さんはトークで、ローマの休日でハンフリーボガードに憧れて新聞記者になった方のお話を、呆れたようにおっしゃっていましたが、

安野さんの本を読み、末盛さんにあこがれて出版業界、しかも絵本の世界にに身を投じたのですよ、私は、、、。

夢のようなトークショー後、
また読まなければならない本が増えてしまいました。
会場で購入した、お勧め本
「即興詩人」森鴎外 

文語体の本なんて難易度高すぎです、が、とりあえす最初の5ページが読めればあとは大丈夫という安野さんの言葉を信じてGET。

そして、もう1冊、多分読めない、読めても理解や状況把握まではできんんでしょう。と弱気な自分を肯定して、森まゆみさんの「即興詩人のイタリア」を購入しました。(安野さんの絵本「即興詩人」はすでに持ってます)

井上ひさしさんの「ボローニャ紀行」が思ったより濃厚で2度読みにはまっていたために、星野さんの本までたどり着かないまま、先に手に入れた「即興詩人」にトライしてみます。

どっちもイタリア。イタリア シラベ社とお仕事をしているマイティブックとご縁がありますよね。
ついでに森鴎外は、私の故郷北九州、小倉にゆかりの深い人でもあります。  

Posted by 株式会社マイティブック    松井紀美子 at 22:01Comments(0)マイティブックについて

2008年06月09日

467)居酒屋タクシー

「居酒屋タクシー」。何のことやらと思ったら、例の霞が関のお役人がタクシーから過剰サービスを受けていたことなんですね。

「ちょうちん」もついているし、可愛いネーミング(失礼!)
ちょっと乗ってみたい気がします。  

Posted by 株式会社マイティブック    松井紀美子 at 23:49Comments(0)マイティブックについて

2008年06月07日

466)無敵な神様?

あるところの調査書。
同封してあった返信用封筒の裏面に会社の住所と社名のゴム印をポン!

「あっ」

インクが乾ききらないところに、手の甲が触れてしまいました。

マイティブックの「ク」のところが、インクがこすれて「タ」になった。


マイティブッタ、、

なんか強そうな神様みたいです。(笑)

どうしようもないので、そのまま投函しました。

でも、受け取った会社は、どう思うでしょうね。

マイティブッタは、ガンダーラな会社です。  

Posted by 株式会社マイティブック    松井紀美子 at 23:05Comments(1)マイティブックについて

2008年06月07日

465)本の選び方

52547.jpg本を読む時間が、本当にない、、、。
ダジャレではなく、読みたいなと思う本があっても、1日が24時間である以上やっぱり全タイトルを読むのは私には無理。一か月になん十冊も読める人が羨ましいです。本当に。(これはダジャレ)


読もうと思って買った本が山積みのまま、地層のようになってしまったリビングで「読みたい」が、「読まなければ」になってました。
こうなるともう読書の醍醐味は薄れてしまいます。

そこで、ここ数年は割り切って「知り合い」もしくは「知人に勧められた」「自分の扱う原稿に登場」した本だけ読むようにしています。

おかげざまで、多方面に知人がたくさんいるので、ジャンルも片寄ることなく、金融からIT、ビジネス書から詩集まで、知人から「本出しました〜」とかセミナーで「この本にはこういうことが書いています」とか、月1冊から2冊くらいと結構ちょうどいいペースです。

今読み中の本は、井上ひさしさんの「ボローニャ紀行」。

これは、今私が編集中のJBBY(国際児童書籍評議会)会報誌でインタビューされた井上ひさしさんのコメントで登場した本でした。
今年の3月に出版された新しい本で「イタリア好き!」を全面アピールしている私ですが、知りませんでした!キャーです。さっそく書店でゲット。

上製のきれいな本。予想より小さめのサイズの本ですが、カバーのしっかりした、ひもの「しおり」までついた、生真面目な本でした。

出版社の事情でいうと、上製本(ハードカバーね)は原価がかかるので、売れる本でないと採算が合わないんです。
だから、絵本は大変。ソフトカバーの絵本ってやっぱり絵本らしくないから、とってもお金がかかるんです。
でも、井上ひさしさんだったら、きっとOKですね。

私の場合、こうなると中身のチェックではなく装丁やら綴じやら、本を上下ひっくり返してチェックしてしまいます。書店で、カバーまではずしたら、ちょっと怪しまれた、、、。

いや、いい仕上がりです。

奥付を見ると、「加藤製本」

キャー!この会社さんは、マイティブックの絵本も作ってくれている会社さんです。工場見学もさせていただきました。

もちろん部数が全然違うけど「同じところから生まれた本だ」と思うとなんだか、こっちまでビッグになったような、、。

本を読む前からすっかり好印象の「ボローニャ紀行」。さて気になる中身は?
これも、お世辞抜きで楽しいです。ボローニャの人の生き方は抽象的な愛国心ではなく、町で暮らす人たちへの愛、コミュニティのあるべき形が、スパイシーに書かれています。エッセイなので、さらっと読めて、珍しく2度読みしています。

さて、来週は星野博美さんの「愚か者、中国をゆく」(光文社)が待ってます。こちらも 2008年5月に出た新刊。彼女とは20年近くのお付き合いの作家&カメラマンで最近はお会いする機会もないのですが、昔は本当にお世話になりました。

こちらは、また読んでから、感想をお届けしますね。

そして、井上ひさしさんのインタビュー記事が読みたい!人はぜひ、JBBYに入会を!マイティブックが作った会報が送られてきます。



   

Posted by 株式会社マイティブック    松井紀美子 at 16:41Comments(1)マイティブックについて