2010年06月29日

514)アラブの世界は社会情勢に敏感

『ブックバード日本版』2号が国際アンデルセン特集で、ちょっとにぎやかですが、1号目の「アラブの児童文学」特集も、釣り針のように私のノドにまだ刺さっています。

これを特集だけで終わらせるのではなく、ちょっと松井流に掘り下げていければと思っています。
(松井流とは、あくまでも主婦感覚、おばちゃん感覚です。専門的なことは素晴らしい研究者さんにおまかせしますから)。

そして、1号でお手紙&アドバイス等をいただき、今ブックバードのホームページでアラブ語の詩の掲載をいただいている片桐さんが、先日トルコに行かれたそうです。

私が、「イプティサム・バラカトの詩の発音が音声で聞きたい!」と読みの録音をお願いしていたので、現地のお知り合いのネイティブの方にお願いしたそうです。

すると、断られてしまったとのこと。

理由は詩の内容が、(政治的?)なことに触れているため。
詩の表面に全面には出ていなくても、その中の真意みたいなものを肌で感じるのでしょうか?
この国の人たちは、とても敏感なのだ、とこのエピソードを聞き改めて思いました。

発行する側として、そんな後で知る国の事情も、みなさんにきちんと伝えていかなければ、『ブックバード』を発行する意味がありません。「特集しました、終われば次です。」というような、スタンスでは、いけないのです。続いていかないと。

そういう意味で、読者のみなさんの協力が必要です。
(本のつばさ」・アラ研発足、雑談定期交流会開催予定)

そして、3号は「スペインの児童書籍」で、IBBYのスペイン世界大会を見据えた特集です。

「スペインの児童文学」を「アラブの児童文学」に興味のある読者にも読んでもらいたいな・・・
すると、もっと「ブックバード」が広がっていくと思うから。

  

Posted by 株式会社マイティブック    松井紀美子 at 09:07Comments(1)