2010年10月27日

523)女子大生インターンに負けている私

現在女子大生インターンが出社中のマイティブック。

初めは、大学生と軽く思っていた私(ごめん)ですが、若い才能は何にでも敏感で、吸収も早い。
早速『ブックバード日本版』のチラシに使う原稿を書いてもらうと、これが結構使える…。

上がった原稿の文字数の調整や、言葉のブラッシュアップなど、一応原稿指導らしきものをしてあげたのですが、彼女の勉強というより、これは自分の勉強ではないですか!?

人に教えるためには、自分の知識の再整理をしなければなりません。「なぜ」を考え、刺激を受けいているのは私の方なのです。
この刺激で、
インターン期間中、彼女から若いエキスを吸収させてもらおうと思います。このエキスには肌のシワが減り、脳のシワが増えるという効能があるはずです。


そして、「ブックバード日本版」のホームページブログ「ハミングバード」に彼女のインターン日記を掲載中。みなさんにも、若いエキスを吸収していただきたく存じます。ぜひご覧ください。

http://bookbird.jp/blog/

  

Posted by 株式会社マイティブック    松井紀美子 at 01:27Comments(0)

2010年10月23日

522)ダリアのように

土曜日の午前中、天気がいい日は「職持洗衣」です。
洗濯機を回す合間に、回覧板も回します。今年は私町内の「組長」なんです。ドスは持っていませんが・・・。

外に出てみると、ご近所さんのお庭に、真っ赤な「ダリア」が咲いていました。
「ダリア」というと真夏の花のイメージが強いですが、多年草なんですね。

子どもの頃、入ってはいけないといわれた廃炭鉱のボタ山は絶好の遊び場でした。
夏になると、錆びおちた鉄条網に囲われた炭鉱小屋の横で、大きくリンとした赤い「ダリア」が咲いていました。

そのイメージが鮮明だからでしょうか?
余りにも美しいダリアに、人工的な毒々しさを感じて、あまり好きな花ではありませんでした。

でもその場違いな場所で、真っ赤なドレスをまとって立っている姿は、まさににカトリーヌ・ドヌーブの映画「インドシナ」。実は、私はこの映画が大好きです。

真夏の「ダリア」は、私の心の中でずーっと「こんな生き方がいい」と教えてくれていたのだと思います。

本当に、子どもの本の業界は砂漠のような状況。

しかし、負けない根性があれば、「ダリア」のような美しさを持った花だって咲くんですよ。

今まで好きは花は「チューリップ」と「ひまわり」でしたが、「ダリア」も仲間にいれましょう。
うん、「熟女」って感じで、いいと思います。
  

Posted by 株式会社マイティブック    松井紀美子 at 11:46Comments(0)

2010年10月17日

521)絵本の主人公、3人組の不思議

子どもの本の中で、3人組というのは定番なんでしょうか?
『3匹のこぶた』をはじめ、『すてきな3人組』、『3びきのやぎのがらがらどん』、『3びきのくま』、『3びきのかわいいオオカミ』、『3人のちいさな人魚』、と思いつくだけでこんなに名前がでてきます。しかもどれも定番絵本です。

きっと1人だと、個性が強調されないし、5人だと多すぎて関係が複雑になりすぎる。だから、3人という設定が、それぞれの主人公の個性を伝えるのにちょうどいいのではないかと思います。

誰か他にも3人ものの、子どもの絵本があれば教えてくださいな。  

Posted by 株式会社マイティブック    松井紀美子 at 16:58Comments(1)

2010年10月17日

520)児童文学の中のマンガの定義

児童書の中に占めるマンガにの割合が世界的に大きくなっていることは、海外の公共図書館を数カ国見学しても分かります。
日本の、『名探偵コナン』や『ワンピース』、日本でも人気のある最新マンガが、それぞれの国のことばになって貸出棚に並んでいます。
マンガについての議論はありますが、日本人の感覚では、このようなマンガと児童文学っていうのは少し違うかな、、と思っています。

が、

最近よくつかわれる、グラフィックノベルという分野とマンガの違いと言われるとよくわかりません。
もちろん同じだという人もいるし、マンガ、アメコミ、とも違う分野だという人もいます。

総合すると、私の考えるその定義は、
1)マンガはコマワリで作家さんが映像的にクリエイトし表現しているもの。
2)グラフィック・ノベルは、コマワリで作家さんが文学的にクリエイトし表現しているもの。

アメコミは、1)をアメリカ的に表現しているものと言えるのでしょうか。

2)の場合は、文章が主体ですから、絵はその次ということです。例えばイギリスのグラフィック・ノベル作家の二―ル・ゲイマンの代表作のひとつ「サンドマン」は連載ですが、号によって実はマンガの書き手が違っていたりします。ですからタッチが全く違う、、、。日本で、名探偵コナンが号によって、江口寿が書いたり、陸奥A子が書いたりするわけです。

で、児童文学で言われるところのグラフィック・ノベルとは、童話作家が書いたもの、もしくは物語りとして良質な作品のマンガ表現で、これは子どもに進めてもOKということ。かな。

そして、絵本も最近1Pの中で、コマが分かれているマンガ展開のものが増えてきました。
マンガの分類定義をそろそろ決めてもいい頃と思うのです。
でなければ、いつまでたっても児童文学の中でのマンガの価値が認められないと思うのです。

『タンタン』はマンガですが、児童文学としてもお勧めできます。





  

Posted by 株式会社マイティブック    松井紀美子 at 01:46Comments(0)

2010年10月05日

519)子供に本とパンのどっちが大事?

『ブックバード日本版』を創刊したのが、つい昨日、、、。
と思っていたら、実はもう年末のNo4まで進行、今翻訳に着手しています。

販売はいまだ低空ではありますが、まだ大きな海の上を飛行中です。
視界は少し良くなってきました。

「私たちは、食べ物を食べなければ、生きていくことができません。でも、考えなければ未来がないことも分かっています。誘惑に負けそうなときもありますが、パンと本のどちらかを選ぶことはできません。人間
にはどちらも必要なのです」

2002年にスイスのバーゼルでIBBY朝日賞を受賞したアルゼンチンのセシリア・ベット―リさんの、スピーチが、9月発行の『ブックバード日本版』No2に載っていました。

この言葉は決して、貧しい国の子供たちだけを対象に語られているとは思えません。
飽食の日本で、何も考えることなく「食べる」日本の子供たちに、未来はあるのでしょうか?

でも、まだまだ大丈夫、、、。
まずは大人が子供を慈しめばと、『ブックバード日本版』で出会う子供の本を大切に思う人たちと話っていると思います。

  

Posted by 株式会社マイティブック    松井紀美子 at 22:03Comments(0)マイティブックについて