2016年09月29日

605)2017年タイ・バンコック子どもの本の祭典READ=LIFE出展社募集

2017年5月9日から12日にかけ、タイのバンコックの中心部にある「セントラルワールド」の最上階「TKパーク」で子どもの本の祭典が行われます。タイでも意識高い系の親子が参加するこのイベント。タイのローカルマーケットを攻めたい企業には、絶好の機会です。
マイティブックは、このイベントの企画を担当していますので、ご興味のある企業様、ご連絡いただければ、企画書のコンプリート版をお送りしますので、よろしくお願いいたします!







  


Posted by 株式会社マイティブック    松井紀美子 at 16:29Comments(0)マイティブックについて

2016年09月21日

604)ロボットプログラミング教室の取材

ロボットプログラミング教室。

最近注目されていますよね。

本関係のことばかり(絵本の出版なので当たり前なのですが、、)のアナログな私ですが、ロボットとか機械とか車とか飛行機とか、、大好きなのです。

(特に飛行機は大好きで、「月刊エアライン」なんて、昔は愛読していました)

大学では情報処理を学び、教員免許を取得。博多女子商業高校で教育実習をさせていただきました。
(帰国子女って、教員実習の受け入れ高校がなくて探すのに一苦労だったんですよ。でも、ここは当時女子ヨット部が強くてそのご縁。その後、ヨットのコーチをかねた就職のお話しもいただくなど、感謝しようのないくらいお世話になった学校です)

そんなところで、文部科学省が2020年度から行うという「小学校におけるプログラミング教育の必修化」には、少し興味を覚えていたところに、
「ロボット教室ナビ」というロボット教室の紹介をしているサイト管理者のプログラマーさんと出会い、ロボット教室の取材記事を書く機会をいただきました。

なぜ今、ロボットプログラミングなのか、、、。

可逆の立場からいえば、プログラミングが理解できると、日常の文章を書くことも、そして読むことも、楽しくなるのではないかな? 
プログラマーになる、とうわけではなく、その文字が意味(指示)する手順を、頭の中で整理することは、文脈を読み取る作業と似ていると感じています。そんな自分のクエスチョンと、現場の子どもたちの実像を知るべく、書いていますのでぜひご覧くださいませ。(コンテンツのすべてを書いているわけではありません。取材記事の一部です)

http://ロボット教室ナビ.com/category/interview/

  


Posted by 株式会社マイティブック    松井紀美子 at 12:15Comments(0)マイティブックについて

2016年09月16日

603)なぜ、中国北京ブックフェアで石原慎太郎?!

8月24日から28日に開催された北京ブックフェアに行ってきました。
北京は2度目の訪問ですが、訪れる度に街が進化していて、国の成長を感じます。





今回のブックフェア訪問の目的は、マイティブックが出版している絵本『はね』の曹文軒先生が、2016年国際アンデルセン賞を中国で初めて受賞したということで、期間中さまざまな曹先生のイベントが行われると聞いたからでした。中国の本が一同に集まるブックフェアですから、曹先生の新刊などもチェックできます。

会場は北京中心から、30分ほど離れたChina International Exhibition Centerです。この会場は、とても広く東京国際ブックフェアの会場と比べて3倍から4倍の広さで、同じ出版社が児童書と一般書の違うエリアで同じようなブースを出していたりと、地図が読めない女の私はマーキングも難しく迷路のような会場にヘトヘトで疲れました。

年々参加出版社も増えていて、出展社は2300、来場者は26万人(2015)だそうです。
特にヨーロッパからの出版社が増えているとことも注目。中国の成長市場に目を付けた中小の教育系出版社の出店が目立ちます。

ブックフェアといえば、編集者の間では「フランクフルトブックフェア」が海外の情報源とされていますが、実は9月のフランクフルトよりも、8月末の北京のほうが同じ情報を早くゲットできるのです。

出版社のブーススケールとしてはコンパクトですが、持ってくる本がアジアマーケットを意識している本が多いため情報収集がしやすく、フェア期間という限られた時間内でも集中できます。
まあ、渡航費用もフランクフルトに比べて格段に安いのがよいですね。

そんなブックフェアですが、日本からの出展社も増えているそうです。
「JAPAN」と掲げられた、エリアは日本語の世界、心が落ち着きます。中国は漢字文化なので、並べられた本もなんとなく分かるようで、分からない、、、。もちろん言葉は全然分かりません。見慣れた本がたくさんある「JAPAN」エリアは、文字情報が分かる~~~。


と、その時、こんな文字が目に入りました。

JAPANブース入口の一番目立つところに、No.1石原慎太郎『天才』・・・。

「・・・・」

石原慎太郎さんの中国に対する発言は、いろいろと問題になっていることは、普通にニュースや新聞を見ている人であれば、ここでこの本が展示されていると「アレ?!」と、何か違うメタファーを感じます。
まあ、『天才』は田中角栄さんのお話しなので、日中間の関係もあるとも言えるのですが・・・。
その石原慎太郎さんの本に気が付いたとたん、心がザラつくような気持の悪さを感じました。

で、もっとひっくり返りそうになったのが、No.2『おやすみロジャー』の絵本。
「・・・・」

この絵本は、スウェーデンの研究者が子どもを寝かしつけるために作った絵本です。
根拠が怪しいことや、絵本としての完成度が低いなど、子どもの本の多くの関係者から、レッドカードが出ている絵本です。
まあ、子どもが夜寝ないというのは世界共通の悩みですし、こういう本に救いを求める親がいることも事実です。

生活スタイルや好みも反映される絵本なので、良し悪しの話ではなく、、、。

中国に持ってきて、これが日本でNo.2の本です。とわざわざ、日本の読書文化の低さをアピールする必要があるのか!?と思った次第。 

で、No.3は、『正義の法』、大川 隆法さん・・・・・。



担当の女性にこの順位について伺ってみると、日本での流通量が多い順だとのこと。

このデータは、多分正しいのでしょう。

確かに売れた本なのでしょう。

私は情報操作をしろ!とは言いません。

ただ、データっていろんな取り方があるわけで、仮にも中国の国際ブックフェアの一番人が注目するコーナーで、このラインアップを展示する必要があるのか? を考えてしまいました。

この先に、何十もの日本の出版社がブースを構えているわけですから、もっと豊かな日本の出版文化を伝えるような企画で本を選べなかったのでしょうか? 日本人のこういうところが、国際関係で誤解を産んているのかもしれません。
ビックリぽんのJAPANでした。


思わず、日本のお勧め本に驚き、書き出してしまいましたが、目的は曹先生の活躍をこの目で見る事です・・・・。

これは、すごいの一言で、曹先生のポスターやサイン会があちこちで開催されていて、会場全体が曹文軒祭りでした。








私を見つけて、優しく微笑んでくれましたが、もうお疲れがMAXだと分かります。
それでも、子どもとの対談講座や講演会など、会場を走り回っておられました。

曹先生から、サインをもらった子どもたち。
私と同じように曹先生をおっかけて会場を回ります。
そんな、何度も会ってサインをねだる子どもたちにも、「ウザい」というような顔も全くせず、むしろどんどん優しく接する姿が印象的でした。


「中国と日本、文学はその両国をつなぐのです。国の違いを超えることに戸惑ってはいけません」国際アンデルセン賞受賞式の前に、そう私のインタビューに答えてくれた曹先生。
全くその通りです。

そういう意味でも、日本が世界に自信を持って紹介できる本を飾って欲しいし、そんな質の高い本が流通一位になるような、国民になりたい。
真剣に思いました。

そして、翌日訪問した北京国立図書館の児童書館で曹先生の『はね』日本語版を寄贈してまいりました。
担当者も子どもたちも大喜びで、日本語で描かれた絵本を眺めていました。
(でも、中国の絵本って、文字が全部漢字なので、とっても難しく見えますね。)
  


Posted by 株式会社マイティブック    松井紀美子 at 19:46Comments(0)マイティブックについて

2016年09月15日

602)絵本企画で企業ブランディングのお手伝い

マイティブックは絵本の出版社ですが、最近は、子どもやファミリーをターゲットにしたイベントや企画をメイン業務にしています。
理由の一つは、子どもの本の役割が変わってきたと思うから。

もちろん良い本を作って、子どもたちに手渡していくという、会社設立の目標と夢は忘れません。
でも、今1か月に約200冊の子どもの本が出版される現状を見ていると、本はもうこんなに必要がないのでは? と感じてしまいます。

むしろ、その中からよい作家や良い画家の絵本を、見つけ出す。
日本の作品には本当によいコンテンツが、特に絵本には豊富にあるので、そんなコンテンツを世界に発信して国際交流や国際理解を深めていくことが子どもの本に関わる自分として、するべき仕事なのではないかと思うようになりました。

それは、本屋さんや図書館の役割では? と思われるかもしれません。

でも、図書館や本屋さんは、特定の作家さんや本を集中してプロモーションはできません。
むしろ、広告代理店や企画会社の仕事といったほうが近いでしょうね。

ただ、広告代理店や企画会社さんは、「子どもや親子から本当に求められている本」については、ほとんど知識がないですよね。
その証拠に、大体どのイベントも、同じような内容の読み聞かせばかり、、、。

もっと、良い意味で子どもの心を「子どもの本」で掴むような企画は出来ないかな? 
そう考えていると、その思いに共感してくれる企業さんから、本をキーワードにした親子イベント企画の依頼を受けるようになりました。
絵本って、ファミリーイベントにも出来るし、子どもの教育にも特化できるし、何よりも企業イメージも悪くない!ということです。

絵本を使えば、ファミリーをターゲットにした良質なブランド展開が出来るのです


そして、今年は日本だけでなく、シンガポールの幼稚園で面白いことをやらせていただきました。
現地の日本人幼稚園「このはな幼稚園」です。
ちょうど、開園20年を迎えるこの幼稚園から、何か園児と一緒に記念になるようなイベントができませんか?と依頼を受けて考えた企画が「村上康成さんプロジェクト」でした。このはな幼稚園さま、大感謝です!!!


村上康成さんという、自然派アーティストと南国のイメージはぴったり!!!
ということで、村上康成さんにお手伝いいただいてライブペイントを行ってきました。
ただ、幼稚園で絵を描くだけではありません。

シンガポールで開催された「アジア児童コンテンツ・フェスティバル2016」の今年のテーマ国は日本。同時に、シンガポール国立図書館とも、抱き合わせで「村上康成さんの絵」をブランディングすることにしました。

相乗効果で、村上さんの現地での児童図書館の認知度は今最高に高くなっています。次は、この認知度で現地ファミリーをターゲットにした仕掛けが出来ないか、現在仕込み中です。(このはな幼稚園はちょっと自慢なので、報告書を一部公開します!)

というわけで、絵本に向き合って10年。
創業10年以上経っても、マイティブックの自社本はなかなか増えませんが、小さい会社だからこそ、自分だからこそ、出来る、そんな仕事が増えるようになりました。 特にアジアマーケットは、1970~80年代にシンガポールで一緒に学生生活をおくった仲間があちこちにいます。これも何か不思議な縁があるのでしょうね。

来年は、タイを集中してやります!
タイでファミリーをターゲットにしたビジネスを展開されたい企業さま。「子どもの本で国際理解」を一緒に深めていきませんか?
















  


Posted by 株式会社マイティブック    松井紀美子 at 22:57Comments(0)マイティブックについて

2016年09月14日

601)オークランドで曹文軒先生国際アンデルセン賞授賞のお祝い!

2年に1回の絵本の世界大会、今年はNZのオークランドでした

 2016年8月18日から21日まで、ニュージーランドのオークランドで開催された「第35回IBBY世界大会」に行ってきました。



世界70か国から約500名がオークランドの中心部にあるアオテアセンターに集って「世界の子どもの本を考える」2年に一度の情報交換会です。
 マイティブックとしては、2008年のデンマーク(ペンハーゲン)大会から、2010年スペイン(サンチャゴ・デ・コンポステーラ)、2012年イギリス(ロンドン)、2014年メキシコ(メキシコシティ)、と10年間で5回目の参加。1回、1回では分からない世界の児童文学の流が、連続参加をすると見えるようになって、その未来にさまざまな思いを抱きます。
 大会参加費もかなり高額(日本は出版大国なので参加費も最高レベル) なので、旅費を含めるとかなり負担になるのですが、そこで得られることを大きな希望につなげて子どもの本の世界に関わっていきたいので頑張って今年も行ってきました!
 実は、オークランドは20年前に仕事でも訪問したことがあって、街の変化や当時の友人に会えることも楽しみでした。


日本の外から日本の子どもの本について語るのだ

 基調講演では、文学の考え方や、お話がどう読まれているのかなど、様々な解釈を各国の作家や研究者が登壇し議論が行われました。前回2014年に国際アンデルセン賞作家賞を受賞した上橋菜穂子さんも登壇され、自身の体験を通じたマルチリテラシーのお話しをされました。
分科会では、日本からの発表も積極的に行われ、南山大学教授の浅香さん、JBBY(日本国際児童図書評議会)の撹上さん、国立国会子ども図書館の紹介と取り組みを同館の本多さんが登壇。オーストラリアからは、メルボルンで文庫活動を行われている児童文学作家の渡辺鉄太さんがポスター発表を行いました。
 私は日本の大会参加者とは、なるべく意見交換をするようにしています。皆さん、日本ではとても多忙な著名な方が多いため、比較的時間的余裕のある大会中は一緒にお食事が楽しめます。そして、何より日本を外側から見るとグローバルな世界が話の中に広がってきます。もちろん、日本人以外でもみんな一緒に和気あいあいと、そこで会えるたくさんの人と話して食べて、今年もしっかり、ハーバーの見えるシーフードレストランや現地で人気の中華料理、少し不思議な肉料理屋など楽しんで参りました。(うまい現地飯も海外の醍醐味です。それかい!?)
このコミュニケーションが後日、本当に役立つのです。





曹文軒先生とホジェル・メロさんとの再会

 この大会では国際アンデルセン賞の授賞式も行われます。1956年から子どもの本の作家に与えられてきた(1966年から画家賞と作家賞に分かれました)、60年間続く伝統的な賞で、小さなノーベル賞とも呼ばれています。「ムーミン」シリーズのトーベ・ヤンソンさんや『かじゅうたちのいるところ』のモーリス・センダック、日本からは赤羽末吉さん、安野光雅さん、そして昨年は上橋菜穂子さんが受賞されています。
毎回、主催国が趣向を凝らしたパフォーマンスや演出が行われる授賞式ですが、オークランドでは港に建てられた「雲」と呼ばれるコンベンションセンターに、大きな立体絵本のオブジェやヤシの葉で作られたマオリ伝統の花飾りで彩られた舞台を設置。オークランドの素晴らしい夜景も楽しめる会場でした。
 ここで、2016年の国際アンデルセン賞作家賞の中国の曹文軒先生、画家賞はドイツのロートラウト・スザンヌ・ベルナーさんの授賞式が8月日に行われました。授賞式には残念ながらロートラウト・スザンヌ・ベルナーさんは欠席されましたが…。
曹文軒先生は中国初の国際アンデルセン賞受賞者です。その、表彰を祝うため会場には中国からたくさんの出版社や編集者といった関係者が集まり活気が溢れていました。
 マイティブックでは昨年、曹文軒先生の絵本『はね』を出版しています。この本は2014年の国際アンデルセン賞画家賞を受賞したブラジルのホジェル・メロさんが絵を描いているのです
発行人の私が一番びっくりしている、ダブル国際アンデルセン賞の絵本になってしまいました。
メロさんの受賞前に出版を決めた本ですが、本当によい絵本を、思い切って出版すると、こんなに素晴らしい出来事に遭遇する!マイティブック設立10年目、奇跡の1冊になりました。
 そんな曹文軒先生の授賞式でIBBY会長のウォーリー・ドンカーさんは「曹文軒先生の受賞は、デンマーク、ドイツ、オランダ、米国から集まった10名の審員のすべての票で決定した」と祝辞で述べ、国際アンデルセン賞審査委員長のパトリシア・アルダナさんは、「IBBYの重要な目的の一つは、子どもの本を通して国際理解を促進することで、国際アンデルセン賞という世界の子どもの本の賞に中国が加わったことを素晴らしく思う。曹先生は中国の強い信念を持つ作家の一人です」と曹先生の受賞を称えました。
 曹先生は、「中国のすべての子どもたちのためにアンデルセンのメダルを受け取る」と壇上で表彰状を受け取り、受賞スピーチでは『はね』にも触れ、画面に表紙の絵が映し出されました。
 この大会には、メロさんも来られています。曹先生&メロさん2人のワークショップも行われました。やっぱり2人が並んでいるだけで、感無量…。国際アンデルセン賞作家さんと親しくさせていただく機会なんて、そうそうないこと。それだけでもNZに来てよかったと思います。
感動をありがとう!!

これからの展望

 子どもの本に関わっていますが、どちらかというと読書は大人の文芸やビジネス書のほうが好きです。でも、結構絵本や児童文学は読みます。視線は「これは子どもに読ませたい!」ですね。だから児童文学の場合、完読する本のほうが少ないかもしれません。
最近は本そのものよりも、こんなにグローバルな子どもの本の世界をもっと広げたいと考えています。子どもの本という切り口で70か国も加盟しているのですよ。IBBYには。

 会社設立12年、徐々に広げたネットワークで、マイティブックは出版よりも国際イベントや企画のほうが、これからのビジネス展望が開けるのではないかと考えています。良い本は、大手からたくさん出ているし…(でも出版されない『はね』のようなよい絵本を手掛けながらね)
 今年は、シンガポールでたくさんイベントを行いましたが、来年5月はタイで子ども参加型企画を予定しています。場所もタイで今最も注目される最新テクノロジースポットTKPark.

コラボレーションしていただける企業さん大募集中です。
  

Posted by 株式会社マイティブック    松井紀美子 at 18:08Comments(0)マイティブックについて